2013年01月19日

787狂想曲

TVニュースではアルジェリアでのテロ活動に日本人が巻き込まれた件の錯綜したニュースばかりですが、国内で困ったチャンなのは「最新鋭飛行機が飛ばない」ですね。
鳴り物入りで登場したボーイング787
機体構造にカーボン採用されて軽量化され大幅に燃費改善され、航空各社はこぞって採用されているそうですが、発煙トラブルで高松空港に着陸して以来「運行停止」に追い込まれているそうな。

かつて北欧へ飛んだとき、フィンエアーの機体は777でした。
ジャンボ飛ばすにはお客さんが少ないからだろうと、その程度に思っていたのですが、その頃から航空路線からジャンボがどんどん姿を消していました。
ジャンボの燃費はすこぶる悪い・・・が原因で、低価格を売り物にしたLLC各社では燃費の悪い機体は使わず、燃費の良い=ランニングコストの安い機体でこぞって参入
LLCに対抗する航空各社もまた燃費の良い飛行機を求めていた・・・
当たり前と言えば当たり前の話ですね。

飛行機といえば、コックピットの無数にあるアナログメーターと膨大なスイッチなどがメカ好き少年の心を引き付けてやまないものでありましたが、昨今のコックピットは電子化され、アナログメーターはどんどんなくなり航空機関士も不要になりました。
メカ好き少年にはモニター画面がドーンとあるのは「つまらない」風景です。
でも大人になって電子化されたコックピットを見ていると、もしモニターの表示回路だけが壊れたらどうするのかな?なんて・・・コパイの方と2つあるから大丈夫なのか?
もし電気系がやられたら・・・非常時用の小型風力発電機を出して操縦系の電力はバックアップされているから大丈夫なのか???

しかしなぜ未だに操縦者は正副で2人?

バイクは止まれば倒れる、と同様に、飛行機は一歩間違えると「落ちる」です。
なので旅客機の設計思想は基本的に発展型であり「革新的な新方式はなかなか採らない」のだそうです。実績が一番という訳ですね。
フライ・バイ・ワイヤなんてとっくに様々採用されていると思いきや、採用は新型機に徐々にであり、今回の787は思い切ってかなりの装置を電子化してみた機体なのだそうです。

なんか飛行機なんて最新技術の固まりかと思ったらそうでもないんですね。

で787でも燃料洩れが相次いでましたが、これらはどうやらセンサーの不良なのか、OS側の不良なのか?まさかの配線接続ミスはカプラーの今日では無いでしょうから。
発煙騒ぎの原因はバッテリーだったようですね、黒焦げのパッテリーが公開されていましたね。
バッテリーは日本のGSユアサ製だったということで、騒がれていますが、バッテリー廻りの回路はフランス製と報道されています。
バッテリーも今まで飛行機で使われていた古いタイプのディープサイクルバッテリーではなく、ノートPCや携帯電話で御馴染のリチウムイオン電池を採用していたそうな・・・
ん?リチウムイオン???
かつて携帯電話やノートPCで電池パックが膨らむとか、PCが発火したとかで大騒ぎになりました。
ソニーやパナやDELLが電池回収で大損こいてた・・・

リチウムイオン電池は電池としては高性能なんだけど、取扱は結構面倒なヤツらしいです。
電池として安定して使える環境と、不安定でバクハツしたりする環境の差が小さいらしい。
つまり使っている条件が少し変わると危険になる・・・
ノートPCの発火騒ぎの時は、電池は悪くないんだけど充電する為に電池に電気を流す方法によってはバクハツしてしまう、などと分析されていましたね。急速充電のパルス電流が悪さするとか・・・
なので乾電池みたいに裸では使えないので、周りに保護回路つけて使う必要があり、スーパーなんかではリチウムイオンの乾電池は売られていない訳

で飛行機内でバクハツしたリチウムイオン電池、電池として欠陥があったのか?はたまた保護回路の問題なのか?で原因追求調査されているようです。
ノートPCの事故の際も、電池技術者と充電回路の設計技術者の間の認識不足が事態を招いていたようです。

GSユアサのバッテリーはF1のマクラーレンチームのKERSシステムでも採用されていますが、こちらから発火した話は聞かないですね。ただF1でもKERSはリチウムイオンバッテリーでしょうから、バッテリーから発火した事件などは大抵がバッテリーへの過入力による温度上昇での発火と見られています。

で飛行機でこれと同じ事が起こっても不思議ではないですね・・・
バッテリーそのものの欠陥なのか、バッテリー廻りの電子回路の欠陥なのか??

いずれ分かる事ですね。




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Posted by ペーター at 11:52│Comments(0)アラカルト
 
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