2009年09月04日
イタリアチームにイタリア人ドライバー
スクーデリア・フェラーリとフォース・インディア双方からプレスリリース
スクーデリアは、イワン・カペリ以来となるイタリア人ドライバー起用を発表
そのドライバーは「ジャンカルロ・フィジケラ」通称フィジコ

ええ男ですなぁ・・・
今宮さんはジャンカルロと呼ぶ

「フジコ」ではありません「フィジコ」です、そしてロッテンマイヤーさんでもありません。
アーデルハイドとか言いませんから・・・・。
フィジケラと言えばジョーダン時代に佐藤琢磨のチームメイトだったりしましたが、ベネトン(現ルノー)のドライバーとして長くF1に居続ける「職人肌」のベテランドライバーです。
フェラーリはフェリッペ・マッサ君の頭部事故による戦列離脱により、元テストドライバーのルカ・バドエルを代役として起用していましたが(シューミ復活の可能性もあった)、そのレースパフォーマンスの悪さから「降板」が囁かれておりました。
というのも次はフェラーリのホームGPたるイタリアGPだからです。
ティフォシを前にテイタラクなレース披露する訳にはいかないですからね。
これがイタリア人ドライバーとなれば大いに盛り上がる事間違いナシです。
ホンダやトヨタなど日本チームの悲願は、日本チームで日本人ドライバーによるGP制覇なのですが、同じようにフェラーリにとってもイタリア人ドライバーでGPに勝つことは悲願です。
前戦で弱小プライベーターのフォースインディアを駆るフィジコが2位フィニッシュ、実質的には優勝であってもおかしくないパフォーマンスを示した事で、フェラーリはバドエルの後任としてフィジコに白羽の矢を立てた、という事ですね。
この後任をめぐっては21人もがリストに名乗りを上げていたそうで、琢磨も入っていたようです。
フォースインディアがエースのフィジコを易々と手放した理由
それはチームの財政面ですね、このチームはメルセデスエンジンですが、去年までフェラーリのカスタマーエンジンを使っていました。そしてその「代金が未払い」だったのです。
フェラーリとしては「エンジン代はチャラでいいからフィジコ頂戴っ!!」作戦で見事にかっさらったのでしょう。
まぁお金の無いチームにとってあの1戦で得たものは大きく、フィジコ放出は痛いとしてもその恩恵からすればタップリお釣りが来るというもの。そしてチームとしてもフィジコと来年の契約はしない方針だったのでしょうね。
フィジコの起用は今年限りと発表され、36歳のジャンカルロとしても「引退」を視野に入れてフェラーリドライバーとして有終の美を飾れるというものですな。
事実、フェラーリはフィジコと来年のテストドライバー契約を発表し、フィジコの今期限りの引退が決まったからです。
フィジコおめでとう。
イタリア人として夢のフェラーリドライバーが現実になったのですから。
そしてフィジコ起用という事は、今期フェリッペ君の復帰は無いという事でもあり、チームリリースもそうなっています。そしてマッサの復帰が確定しない事にはアロンソのフェラーリ移籍も公式にならないのであって、これが公式になればフェラーリはライッコネン様と決別?
ライコネンはマクラーレン復帰も噂が・・・
いずれにしてもストーブリーグの鍵はフェラーリの来年のドライバーが誰になるのか?
で大きく動くわけです。
期せずしてシートが空いてしまったフォース・インディア
テストドライバーの元トロロッソ・リウィッツィがそのシートを狙っていると報じられていますが、チームからのリリースはまだの様です。
というのも、フォース・インディアの悲願はインドチームによるインド人ドライバーによる勝利だからです。
スパで示したマシンパフォーマンスがホンモノであるとすれば、残りのGPで奇跡を期待するならインド人ドライバーの起用が近道、すれば・・・
インド人初のF1パイロット「ナレイン・カーティケーヤン」

このすっとぼけたオッサンのカムバックもあり得る訳で・・・
FIAしFOTAの紛争がやっと収まったF1界、今度は来年のストーブリーグに注目です。
スクーデリアは、イワン・カペリ以来となるイタリア人ドライバー起用を発表
そのドライバーは「ジャンカルロ・フィジケラ」通称フィジコ

ええ男ですなぁ・・・
今宮さんはジャンカルロと呼ぶ

「フジコ」ではありません「フィジコ」です、そしてロッテンマイヤーさんでもありません。
アーデルハイドとか言いませんから・・・・。
フィジケラと言えばジョーダン時代に佐藤琢磨のチームメイトだったりしましたが、ベネトン(現ルノー)のドライバーとして長くF1に居続ける「職人肌」のベテランドライバーです。
フェラーリはフェリッペ・マッサ君の頭部事故による戦列離脱により、元テストドライバーのルカ・バドエルを代役として起用していましたが(シューミ復活の可能性もあった)、そのレースパフォーマンスの悪さから「降板」が囁かれておりました。
というのも次はフェラーリのホームGPたるイタリアGPだからです。
ティフォシを前にテイタラクなレース披露する訳にはいかないですからね。
これがイタリア人ドライバーとなれば大いに盛り上がる事間違いナシです。
ホンダやトヨタなど日本チームの悲願は、日本チームで日本人ドライバーによるGP制覇なのですが、同じようにフェラーリにとってもイタリア人ドライバーでGPに勝つことは悲願です。
前戦で弱小プライベーターのフォースインディアを駆るフィジコが2位フィニッシュ、実質的には優勝であってもおかしくないパフォーマンスを示した事で、フェラーリはバドエルの後任としてフィジコに白羽の矢を立てた、という事ですね。
この後任をめぐっては21人もがリストに名乗りを上げていたそうで、琢磨も入っていたようです。
フォースインディアがエースのフィジコを易々と手放した理由
それはチームの財政面ですね、このチームはメルセデスエンジンですが、去年までフェラーリのカスタマーエンジンを使っていました。そしてその「代金が未払い」だったのです。
フェラーリとしては「エンジン代はチャラでいいからフィジコ頂戴っ!!」作戦で見事にかっさらったのでしょう。
まぁお金の無いチームにとってあの1戦で得たものは大きく、フィジコ放出は痛いとしてもその恩恵からすればタップリお釣りが来るというもの。そしてチームとしてもフィジコと来年の契約はしない方針だったのでしょうね。
フィジコの起用は今年限りと発表され、36歳のジャンカルロとしても「引退」を視野に入れてフェラーリドライバーとして有終の美を飾れるというものですな。
事実、フェラーリはフィジコと来年のテストドライバー契約を発表し、フィジコの今期限りの引退が決まったからです。
フィジコおめでとう。
イタリア人として夢のフェラーリドライバーが現実になったのですから。
そしてフィジコ起用という事は、今期フェリッペ君の復帰は無いという事でもあり、チームリリースもそうなっています。そしてマッサの復帰が確定しない事にはアロンソのフェラーリ移籍も公式にならないのであって、これが公式になればフェラーリはライッコネン様と決別?
ライコネンはマクラーレン復帰も噂が・・・
いずれにしてもストーブリーグの鍵はフェラーリの来年のドライバーが誰になるのか?
で大きく動くわけです。
期せずしてシートが空いてしまったフォース・インディア
テストドライバーの元トロロッソ・リウィッツィがそのシートを狙っていると報じられていますが、チームからのリリースはまだの様です。
というのも、フォース・インディアの悲願はインドチームによるインド人ドライバーによる勝利だからです。
スパで示したマシンパフォーマンスがホンモノであるとすれば、残りのGPで奇跡を期待するならインド人ドライバーの起用が近道、すれば・・・
インド人初のF1パイロット「ナレイン・カーティケーヤン」

このすっとぼけたオッサンのカムバックもあり得る訳で・・・
FIAしFOTAの紛争がやっと収まったF1界、今度は来年のストーブリーグに注目です。
Posted by ペーター at 11:57│Comments(3)
│フォーミュラワン
この記事へのコメント
じゃ、来年のフェラーリは風吹裕矢で!
Posted by つね
at 2009年09月04日 12:14

じゃポルシェはブラックバードで
トヨタはハチロク?
トヨタはハチロク?
Posted by ペーター at 2009年09月04日 14:26
フォースインディアのドライバーはリウィッツィの昇格で決着した模様です
Posted by ペーター at 2009年09月07日 23:17