1999年3月10日 くもり時々晴れ ST16132km
今日はやっとグレートオーシャンロードに突入、メルボルンの曇り空もGeelongには去り、美しい風景を堪能できた。起床は8時、朝食を食べハチさんとしばらくおしゃべり、慌ててチェックアウト、10時半頃にYHAを出発、ハチさんはこれからフィリップアイランドに行くと言う。Cityに入り地図を買う、ここまで地図らしい地図を持たずに走っていたのが不思議な位。(でも走れてしまうのがOZの良さ、地図なしで行き当たりばったりで既に数千キロも走っている)
日本みたいに沢山の種類は無い、ほんの数種だけ。ポケットアトラスという小さい地図を買った。これで道に迷っても大丈夫だ(迷うほど沢山の道は無いのだが・・)
メルボルンスズキの前にライダーが止まっていたので立ち話した。
彼はワーホリで来ていてタスマニアから戻ってきたところだという、タスマニアでクラッチレバーを折ってしまい修理に来たところだった。彼もこれからグレートオーシャンロードに突入してくるそうなので、どこかで再会するかも。
ついでにF1を観戦したアルバートパークに行きF1のコースを走った。
市街地コースだがまだサイドウォールやスタンドなどもほぼ残っていてレースコースそのまま。2/3は走ることが出来た。とても嬉しい。
そんなことしていたらもう13時、慌てて高速を使ってメルボルンを後にした。
1時間ほど走ってグレートオーシャンロードに突入、世界有数のワインディングロードだ。
途中あちこちで写真をとり、スーパーでパンを買った。バイクが止まっていたビーチで止まり3時半頃に遅い昼食。
バイクはあるけどライダーの姿が見えない、居るのはビキニのスレンダーな女の子だ。
「君のバイク?」
「ええ、そうよ」
イスラエルから来た彼女はバイクでウロウロしているらしい。オーストラリアでも女性のツーリングライダーは珍しいのだ。今日中にメルボルンまで戻り、もう帰国するらしい。
適当なキャラパーを捜しつつ走り回り、結局ポートキャンベルまで来てしまった。
到着が19時ごろになってしまったが無事にテント設営、いい1日だった。
パスタを食べて就寝。
夕景のグレートオーシャンロードの奇岩達はとても美しく、写真は逆光になってしまったけど、とにかく西湘バイパスだろうと和歌山の潮岬だのふっとんでしまうほどスゴイのだ。