旅日記番外編
地球初の快挙、日本が送り出した小惑星探査船「はやぶさ」が7年もの宇宙飛行を終えて帰ってきました。
はやぶさそのものは最後の実験として大気圏に突入して燃え尽きました。
はやぶさが小惑星「イトカワ」で採取したと見られる岩石(砂?)の入ったカプセルははやぶさから放出され、オースラリアのウーメラの砂漠に落下してくる模様。
でウーメラってドコ?
地図で捜してみました。
ハイ、ウーメラはこのあたりです。
南オーストラリア州北部の砂漠ですね。砂漠ってもブッシュ地帯ね。
更新していない旅日記のソースとなる日記帳を見てみると
99年4月16日にボクはポート・オーガスタからクーパーピディへ移動しています。
レールウェイの入口となるグレンダンボの町でお昼前位に記念撮影しているので、ウーメラとの分岐点は午前中に通過していた模様
きっとメチャクチャかっとんでいたころですな。
ちなみにこの手前には「牛に注意」と漢字で書かれた看板があります。
ちなみに近くの道路標識
エー砂漠の中の一本道ですから迷子になりようがありません。
この先はエアーズロックに向かう訳ですが、エアーズに行く拠点の町アリス・スプリングスまでは実に1000キロ以上・・東京-大分位の距離ですハイ
アデレードで長逗留した後に1泊してポート・オーガスタ、そしてセデューナの町に行くと「カニ食い放題」という噂をキャッチして一路セデュナへ
ここのとあるバッパー(バックパッカーズ)に泊まると、日本人にはカニカゴを貸してくれるのです。
で桟橋に行ってカニカゴを沈めておけば・・・
ブルークラブと呼ばれるワタリガニが獲れます。
現地人はカニを食す習慣が無いので、我々日本人が群がって獲って宿でボイルして食いまくるのです。
いやー実に旨かった。
ここセデューナではパース側からナラボー平原のアウトバックルート「レールウェイ」を越えてきた土居さんというライダーと出会いました。
アデレードから別ルートで走ってきたトムと合流、ボクはバイクのオイル洩れとトラブル再発を恐れて西へ向かうことを断念、ポートオーガスタまで引き返して北上、ダーウィンにいたりケアンズへ戻るルート再設定をしたのもセデューナです。
ポート・オーガスタではチャリだーの菅君ともキャンプ場で再会し、一夜飲みました。
ここからエアーズロック経由でアリス・スプリングスに至るまで、ボクは日本人とは会っていないハズです。
そしてスチュワート・ハイウェイを北上したのですが・・・
実に何も無い風景の中をひたすら走り続けるのでした。
ガソリンタンクが空になるまでひた走り、空近くで現れる一軒ポツンとあるスタンドで給油と休憩する以外走り続ける他なかったのです。
そんな荒野の真中に、はやぶさが放出したカプセルは落ちているようです。
果たして無事に回収されるでしょうか?
カプセルにちゃんと「ブツ」が入っていることを祈りたいですね。