ミッション 焼き芋
今日は焼鋳物、いや焼き芋の日である。
このミッションを敢行する為に予め用意していた「焚モノ」4ケースをクルマに積み、あると便利であろう椅子に芋だけでは喉が渇くであろうと珈琲セットを用意した。
ミッションの供は貧血のテツはリザーブにし、元気一杯のムックにした。
こやつはクルマに乗せるとドライブしている膝の上に乗ろうとするのでいたく迷惑な奴だ。
作戦の場所は志高湖、名前も知っているし前を何度となく通っている。でも湖を実際に見るのは初めてだ。うーん、いつも見慣れている農業文化公園の日指ダム湖に比べて全然小せぇ・・・
ここでダイスケ隊長の元焼イモを焼き、皆の腹にしまい込ませるのが今日のミッションである。
隊長達の本隊は大分方面より進出してくる、こちらは敵の裏をかいて塚原からエコーラインを抜け旧やまなみを下ってくるルートで本隊に電撃合流である。
時刻は9時40分・・・いかーん、合流時間に遅れてしまう、こらムック、運転中に前で立ったら前が見えん・・・。
さてさて何とか10時過ぎには志高に到着、遅れは特に問題は無い。
問題は・・
「そもそも湖畔で焚き火しても良いのか?」
「焚き火台が無い」
である、だから言わんこっちゃない。
湖畔広場にバーベーキューグリルがあった、隊長が掛け合ってみるとタダで使ってよいそうだ。
これはラッキーだった。
直ちに作戦行動開始、クルマから
弾薬薪を下ろして井形を組む、すかさず新聞紙攻撃で点火、攻撃成功で燃え上がる炎、インドのテロもこの手際の良さには真っ青だろう。
先制攻撃を仕掛けていると他のメンバーがわらわら集まってきた。
なぜか各々新聞紙を武器にしている・・・そんなに沢山要るのか?
隊長指揮の元でメンバー達が芋に濡れ新聞を巻きつけアルミホイルで包む作業をやっている。
そして先制攻撃で炎上中の火の上へ・・
焼き芋というよりホイル焼だな
芋を焼いている間に他のメンバーが大切なミッションを敢行して来た。
「ぜんざい確保」である。
今日は何かのイベントらしく、先着でぜんざいが振舞われているのだ。
「ぜんざい」関東では「おしるこ」と言う甘味だな。
そしてぜんざい確保作戦に出撃した隊員たちは迷子になったのかボートで湖の上を迷走したり、湖の周りをウロウロしたりと散り散りバラバラであった。
そんなこんなで焼き芋焼けた。
そりゃまぁ時間が過ぎれば焼ける訳で・・・
無事ミッション終了。
誰もバターを用意していなかった事が悔やまれる。
関連記事