クルマの進化?

ペーター

2010年07月19日 15:37


今年作られたばかりのクルマを手に入れ、少しばかりいじくってみてよく分かるクルマの進化

クルマは約1世紀前に発明されてから進化しつづけています。
が・・・・
その基本構造は何も変わっていない。
そんな文明の利器は数少ないそうです。






今も昔も
エンジンは1つ、基本4サイクルのレシプロエンジン、電子制御とかの進化はあっても基本原理は変わっていない、例外はロータリーエンジン位か?
ハンドルもギアも1つ、ギアはオートマに進化していますが、大きく変わったのはCVT程度
タイヤは4つ・・・3つとか6つとかの異端児もありましたが、やはり圧倒的に4輪ですよね
デザインも変われど、基本的なパッケージもほぼ変わらず
一番変わっていないのは摩擦熱によって回転エネルギーを打ち消すブレーキ
100.年前も今もほぼ同じです。

クルマをいじっていて変わったなと思えるところ・・・
部品の省略化
ライトでは4つのヘッドライトに2つのウインカーなんて車は既に無く、皆ワンピース化されたヘッドライトユニットをが1つ取り付けられ、カプラー配線されているだけ。
テールランプ、ウインカー、バックライト こられもほぼ全て1ユニット化されてしまっています。
メーターパネルなんてパネルの裏の配線はメデューサみたいで手の出しようがなかったものが、今では全て電子化されててメーターパネルも一体化、カプラー1つで簡単に取り外すことができます。
昔はスピードメーターはケーブルで繋がっていましたから取り外しも大変でした。

車内の内装パネルもほぼツメで固定されているだけなので、エイヤッと引っ張ればバキバキ外れます。
部品の使用点数が少なくなり、組立も簡略化され、いやはや大人のプラモデル感覚で作れてしまいそうです。

クルマにはン千万もするようなスーパーカーから、ン百万の高級車、1-300万程度のファミリカーに1003万円に満たないローコスト軽自動車までさまざまですが・・・
皆基本はほぼ一緒
進化してるんだか?していないんだか?

クルマをいじって愉しんでいる人間からしてみると「今の車はつまらない」んだそうです。

僕もいつかはピカピカに磨き上げられたDOHCエンジン、キャブレーター仕様のライトウェイトスポーツカーでトコトコ走れるようなクルマがいいなぁ

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