2008年09月04日

辛坊さんの講演


ズームイン!!SUPERやそこまで言って委員会、でおなじみの辛坊治朗氏(読売テレビ理事・解説委員)の講演会を聞いてきました。
「政治・経済・情報の裏を読む」というお題での話です。
独特の口調の辛坊さんの論説は個人的に好きです、今回の講演でも隠し隠しと言いながら結局は某新聞を槍玉に挙げてみたり・・・・。
で講演の中から面白かったところを・・・

「人は判断を間違ってしまう、ではなぜ判断を間違えるのか?それは人は真実を信じるのではなく、自分が信じたいものを信じてしまう生き物だからだ」
ナルホド、深い・・・
これを辛坊さんに言ったのはかの偽メール問題で自爆した永田元代議士だそうだ。その本人が後にガセネタとして知れ渡っていた偽メールに引っ掛り、判断を誤ってしまった・・・
偽メールをじーっと見つめているうちに、コレが本当だったらいいなぁと思い込みが激しくなり「コレはホンモノに違いない」と判断を誤り裏取り不十分なまま・・・自爆。
「良薬口に苦し」とも言われるが、まさしくヒトは何の根拠も無い思い込みで様々な物事を自分の都合のいいように判断することを繰り返して生きているのである。

マスコミはいつも真実を報道している訳じゃない、TVや新聞からの情報は一方通行である、だから合法の範囲でマスコミの都合のいいように事実を歪曲させるのは常だ。
そして「あたかも真実を伝えているようなフリをして、実は自分達が伝えたいことを伝えようとする」
だからそれらの情報は鵜呑みにしないで、様々な角度から見直す必要があるという事ですな、ごもっともです。TVなんて編集でどうにでも出来てしまう。本人が話していても前後をカットしてしまえば180度逆の意味にしてしまうことだって容易い。
特に政治経済ネタでは仕向けていることが多いような気がしますね。

そして最近流行りの一連の食品偽装問題に絡めて危機管理体制について。
「最良の結果をイメージしつつ、常に最悪の結果に備える事が鉄則」
食品偽装問題ではマスコミ対応の得手不得手により、会社のその後の運命が大きく左右されました。
偽装で叩かれたにもかかわらず復活した赤福や白い恋人、社長が山中でボロボロになっていた比内地鶏、一方賞味期限改ざん程度で店をたたむことになってしまった船場吉兆。その明暗について。
マスコミは鋭い、TVなんて所詮は視聴率獲得が至上命令だから視聴率を稼げそうなものはしつこい位にやるけど、視聴率の取れないツマラナイものはスルーしてしまう、そりゃそうだ、TV局だって商売ですからねぇ。

表面の流れを見ながらその裏を読む。
今後の世界はどうなるのか?
このまま原油価格の高騰が続くと日本でも再び活気を取り戻す町があるという、それは「夕張」。
北海道や九州筑豊で石炭採掘を止めたのは資源が枯渇したからじゃぁない、単にコストが合わなくなったからである、それは私でも知っている。でその損益分岐点は100ドル/トン位らしい。
現在石炭は120ドル/トン位で相場が動いているからこれが安定して続けば再び国内で採掘しても割が合うようになってしまうと言う事だ。
これは石炭に限らず他の資源でも同じ事ですねー。日本にはまだまだ資源が無いようで有るんです。

いやはや実にいいお話でした。
画像は肖像権の問題があるのでボカしてます。
  

Posted by ペーター at 01:49Comments(9)TrackBack(0)アラカルト